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ロココ社と連携し自転車競技大会で周回検知PoCを実施しました

2025年8月に開催された「全日本自転車競技選手権 トラック競技」にて、同大会スポンサーである株式会社ロココと連携し、生成AIとカメラを連携させた周回検知の実証実験を実施いたしました。


<ロココ社の画像認証への取り組み>


今回の実証実験を実施したのは、1周250mのトラックを周回走行し、着順やタイムを競う自転車競技(トラック競技)。同競技では通常、約40名の審判員による目視で選手の周回が記録され、審判が行われていますが、オリンピック競技大会を含む公式戦でも用いられる方法であるものの、稼働人数が多いことと、誤判定が多いことが課題とされてきました。

同大会のスポンサーであり、画像認証技術を活用したスポーツ競技記録のDX推進に積極的に取り組むロココ社がこの課題に向き合う中で、カメラ映像と生成AIを活用した画像解析の開発を進める当社との連携が決定し、今回の実証実験が実現いたしました。


今回の実証実験では、各選手が各周回のフィニッシュラインを通過した瞬間をカメラで撮影して、MASOの画像解析ソリューションにより選手の着用するゼッケン番号から情報を分析し、それぞれの周回数を記録しました。


従来の方法
生成AIを用いたゼッケン検知

周回検知をベースに選手の位置をリアルタイムで可視化することで、審判員の稼働はおよそ1/10以下と大幅に削減できます。今後も検知結果の安定性を高めることで、精度の高い審判も可能にし、現状の審判における課題解決に大きく貢献することが期待されます。

今後、リアルタイムで位置が表示できるようになると、観戦者にも臨場感のある観戦体験を届けることが可能になり、競技ファンの増加、そして競技収益の拡大にも期待できます。


今後も、顔認証でエンタテインメントとスポーツ市場を支援するロココ社の運用ノウハウと、当社の生成AIとカメラを連携させた画像認証技術をもって、検知精度のさらなる向上を図るとともに、審判業務の課題改善や競技の魅力をより多くのファンに届ける仕組みづくりに貢献してまいります。


詳細は下記プレスリリースをご覧ください。

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